顔のタイプを知ってパーツ別メイク
人間の顔には6タイプの顔があると言われています。
- 中心にパーツが寄っている『内心顔』。
- 外に離れている『外心顔』。
- 下にパーツが集まっている『下心顔』。
- 上にパーツが集まっている『上心顔』。
- 外側にありつつ、上に集まっている『上方心顔』。
- 外側にありつつ、下に集まっている『下方心顔』。
ゴールデンバランス
- 目の幅は黒目の3個分くらい。
- 頬は小鼻の横から輪郭までの水平ラインと、黒目の下から輪郭までの垂直ラインが1:2くらい。
- 唇の厚みは上下で1:1.3~1.5くらい。
- 顔の横の幅と眉山からあごの長さが1:1くらい。
ゴールデンバランスより狭いところは広く見せましょう。
- 膨張色を活用…ハイライトの明るい色をいれて面積を広く見せましょう。
例えば『内心顔』のタイプは中央にパーツが寄っているので、面積を広く見せると良いため、中心に広くハイライトを入れましょう。
- 小さく描く…パーツを小さめに目立たないように描くと、スペースが広く感じます。
『外心顔』など、目が離れている人は、目頭のハイライトは少しだけ入れるなど、この少しが立体的に見えるポイントなのです。
ゴールデンバランスより広すぎるところは狭く見せましょう。
- 収縮色を活用…ファンデ・シャドー・フェイスカラーを濃いめの色で締めると狭く見えます。
広すぎるバーツに収縮色を入れましょう。
- ハイ&ローライト2色使い…立体感をつけると狭く感じます。
- 大きく描く…パーツを大きく目立たせることで、スペースが狭く感じます。
目元のメイクテク
ここでは大きく分けて『遠心顔』と『求心顔』の2タイプで、それぞれに合わせたメイク方法を、
それぞれの顔になるためのメイクのポイントをご紹介します。
遠心顔メイクは眉やアイメイクで横のラインを強調しましょう。
顔のパーツが外側寄りの遠心顔に見せるには、メイクのポイントを外側にすることがポイントです。
また、顔の中心に影を作らず全体を平べったく見せることで印象を外側に引きつけることができ、自然と遠心顔に仕上がります。
- アイブロウ
顔の印象を大きく左右する眉は、眉頭の少し外側から、眉全体を長めに書きます。
眉間が狭いとキツく見えてしまうので、目頭よりも内側の位置で濃い眉毛はすっきりカットするのもおススメです。
- アイメイク
アイシャドウは目尻に向かって濃いグラデーションにしましょう。
アイラインは目頭付近には引かずに目尻を強調して、下まぶたのラインも目尻から1/3程度だけ引くようにします。
- チーク
目の下からこめかみに向かって横長気味に入れるのがポイントです。
求心顔メイクは目頭と鼻筋をポイントに縦を強調しましょう。
顔のパーツが内側寄りの求心顔に見せるには、鼻筋を強調して顔全体に奥行を出すことがポイントです。
自然と縦のラインが強調され、顔の中心に視線を集めることが出来ます。
ハイライト&ノーズシャドウは必須
顔の中心にポイントを作ることに欠かせないのがハイライトとノーズシャドウです。
ノーズシャドウは眉頭の下から鼻の横にかけて太めのブラシで乗せます。色は不自然にならないよう、
通常つけているファンデーションより1~2トーン暗いくらいがオススメです。
ハイライトは鼻筋と目の下に入れましょう。
- アイブロウ
眉の始まりである眉頭をしっかりと描いて存在感のある眉にしましょう。
不自然にならない程度に眉間を狭く見せます。眉尻は伸ばさず生え際までの余白を多めにするのがポイントです。
- アイメイク
アイシャドウはあまり目尻を強調せず、まぶたの中心からやや眉頭寄りのグラデーションにするのがポイントです。
アイラインは目頭から引き、目尻は長さを出さないように注意しましょう。
- チーク
目の下の頬骨の一番高い部分に丸く入れるのがポイントです。
唇のメイクテク
直づけする塗り方
口紅の塗り方として、1番基本的なものが直塗る方法ですよね。
唇全体を塗ったあとに、上下唇を合わせて馴染ませるのがポイントです。
- 唇の輪郭をなぞるように塗ります。
より濃く発色させたい場合は重ね塗りします。 - 上下の唇を合わせて馴染ませます。
この一手間がリップメイクにナチュラルな印象を与えてくれます。 - 軽くティッシュオフします。
ツヤ感重視の口紅でない場合のみ行います。こうすることで持ちを良くします。
指を使った塗り方
カジュアルなリップメイクに仕上げたい場合は、指を使って塗る方法がオススメです。
- 唇の輪郭が目立ちすぎないようコンシーラーを薄く塗ります。
こうすることでムラなく馴染みやすくなります。
コンシーラーは柔らかな質感のものを選びましょう。 - 指の腹を使って口紅を取ります。
- 唇の中央から全体に広げるように、優しく叩き込みます。
このとき中央から塗っていくことで、濃淡が付き自然に仕上がります。 - 軽くティッシュオフします。
ツヤ感重視の口紅でない場合のみ行います。
ブラシを使った塗り方
唇の輪郭を自然に強調したいときにオススメの塗り方が、リップブラシで塗る方法です。
リップブラシを使うことでナチュラルに発色させ、持ちが良くなります。
鮮やかな発色の口紅を使用するときには特にオススメの方法です。
- ブラシを使って口紅を取ります。
このときブラシは寝かせるようにしましましょう。 - 上唇の半分を口角から山ラインに向かって塗ります。
唇の輪郭を縁取るように塗ったあと、上唇全体を塗るようにすると綺麗に仕上がります。 - 上唇の反対側も同じように矢印に向かって塗ります。
このとき唇中央の境目を馴染ませるようにしましょう。 - 下唇も同様に、半分ずつ口角から中心に向かって塗ります。
- 軽くティッシュオフします。
いかがでしたか?
メイクは工夫次第で簡単に印象を変えることが出来るのです。
自分の顔のパーツやバランスを確認して、なりたい顔に近づけていきましょう。