美人眉になれる黄金比率
眉毛は顔の骨格に合わせて描くことで、顔の表情がグッと引き立ち、ナチュラルな美しさを演出することが出来ます。
骨格に沿った立体感のある眉は小顔に、そして知性をも漂う女性に見せてくれます。
なので美人眉に見せるための最重要ポイントは『自分の顔の骨格に合わせた眉』を描くことです。
逆に顔の骨格を無視してしまうと、表情が不自然になってしまうので要注意です。
それでは早速、美人眉の作り方についてご説明します。
眉毛を描くにあたって、眉頭の高さと位置は左右できちんと揃えましょう。
形が多少異なっていても、眉頭がそろっているだけでバランスの良い美人顔になりますよ。
- 眉頭(眉の始まり)
目安は『目頭よりもわずかに鼻寄り』
※厳密には、『小鼻の付け根がある鼻筋を、眉までまっすぐ上に伸ばした位置』と『目頭』の間。
・ソフトな印象にしたいなら…外側にする(眉間を広くする)
・キリッとした印象にしたいなら…内側にする(眉間を狭くする) - 眉山
目安は『黒目の外側の端』から『目尻』までの間。この間ならどこでも良いです。
眉山を作らずまっすぐにすると、優しい(あどけない)表情になる反面、立体感がなく顔が大きく見えてしまいます。
小顔に見せたいなら、眉山でメリハリをプラスし、奥行きのある正面と側面の顔を演出しましょう
・ソフトな印象にしたいなら…内側にする
・キリッとした印象にしたいなら…外側にする - 眉尻
小鼻から目尻を結んだ延長線上。この時に注意するポイントとして、眉頭の高さよりも下に描かないようにすることです。
・ソフトで若々しい印象にしたいなら…短めにする(短すぎるとのっぺりするので注意)
・キリッと大人っぽい印象にしたいなら…長めにする(長すぎ、下がりすぎは老けてしまうので注意)
眉毛の描き方
まずは黄金比率を確認したら、眉頭、眉山、眉尻のポイントにアイブロウペンシルで印をつけておきましょう。
それを目印にしながら、ラインをつなげていきます。
- まず最初に、スクリューブラシで毛流れを整えましょう。
眉頭から眉尻まで、毛流れに沿ってスクリューブラシで、とかせば大丈夫です。 - アイブロウペンシルで眉尻と眉山の間くらいの位置から、眉山に向かって描いていきます。
眉毛の薄いところを1本1本埋めていくイメージで描いていきましょう。
眉山も同じようにペンシルで眉尻とラインをつなぐように描きます。 - 最後に眉山から眉尻までパウダーを乗せ、フンワリ感を加えます。
ブラシに残ったパウダーで眉山から眉頭まで描きます。
眉頭は濃くならないよう、最後に色をのせるようにしましょう。
スクリューブラシで全体をとかしてなじませたら、基本の美人眉の完成です。
黄金比率のままイメチェン
基本の美人眉に慣れてきたら、自分のなりたい印象によって眉毛の形も変えてみましょう。
黄金比率の範囲内で眉山や眉尻のポイントを変えれば、簡単になりたい印象の美人眉が出来ます。
- 眉毛,描き方,黄金比率,美人眉
眉山を高くし角度をつけた眉は、知的でクールな大人っぽい印象になります。
- アーチ眉
なだらかなアーチがかかった眉は、優しく穏やかな印象で、親しみやすく女性らしい雰囲気になります。
- 並行眉
眉全体が一直線のように見える並行眉はナチュラルで垢抜けた印象になる今流行りの眉です。
この他にも、眉尻を長くすると大人っぽくエレガントな印象になり、短くすると若々しく元気な印象になります。
眉毛の整え方
まずは抜く部分と剃る部分を見極めましょう。
眉上と眉間のムダ毛はカミソリで剃ります。
眉間をスッキリさせると鼻筋が通って見え、顔に立体感が生まれます。
剃る場合は顔用の電器シェーバーを使うと便利です。
この部分に毛が残っていると、せっかくの美しい眉も一気にイメージダウンしてしまうのでこまめに処理しましょう。
眉山下の眉弓骨(びきゅうこつ)の毛はトゥイザーで抜きます。
ハイライトが入る部分でもあるので、クリアな状態にして眉をより引き立てましょう。
- スクリューブラシで整える
スクリューブラシを使って眉の毛流れを整える。眉頭から眉尻に向かって少しずつとかして。 - 眉上のウブ毛を剃る
眉中の上あたりにあるウブ毛を顔用の電器シェーバーで上から下に向かって剃る。左右の眉のバランスが崩れないようにウブ毛だけを処理。 - 眉間のウブ毛を剃る
眉間にあるウブ毛も眉上と同様に顔用の電器シェーバーで処理。ここにウブ毛があると垢抜けない印象になってしまうので要注意。 - 長くのびたすだれ眉をカット
長くのびて垂れ下がり、はみ出している毛を眉用のハサミでカット。眉の下ラインに沿ってハサミの刃をあてて、切り進める。 - 手前にのびている毛をカット
手前に飛び出している『浮き眉』をカット。鏡で眉を上から見たときに、前方に長くのびた毛を他と同じくらいの長さにそろえる。 - 眉弓骨ゾーンの毛を抜く
眉山下の眉弓骨(びきゅうこつ)ゾーンに余分な毛がある場合はトゥイザーで抜く。ここにムダ毛があると眉の輪郭が崩れるので要注意。
いかがでしたか?
眉毛は顔の印象を決定づける、とても重要なパーツなのです。
黄金比率を守れば、誰でも綺麗な美人眉を作ることが出来ますよ。
眉山の位置や描き方、形・色だけでも顔の表情がガラッと変わります。
自分の骨格に合わせた理想な眉毛を描いて、さらに魅力的な自分を引き出していきましょう。